初恋 |
| 駆けぬける 夜の街を涙が溶かして 視界をふさぐものは悲しみだけで 勇気を出して言ってみたけどダメだった あたしじゃダメだった――― ずっと遠くから 見ているだけで 何もできなかった一年目 少し打ち解けて 仲良くなった 嬉しかった笑顔の二年目 でも 明日で卒業だね 先輩 最後くらい 言いたいよ 『好き』って―――! 胸が詰まる 息ができないほど 恋してる 言いたい気持ちと言えない気持ちが交錯して、、、 打ち明けられずに 気付けば避けてる もどかしくて情けない 嫌、嫌、きらいこんなあたし ねぇ先輩、気付いてる? あたしがそっけないの、気付いてる? 多分、鈍感な先輩のことだから、、、 グラウンド裏の器具室の前で 勇気出して少しずつ 喉から出ない声を「落ち着けあたし」念じて、言ったけど・・・ 駆けぬける 夜の街を涙が溶かして 視界をふさぐものは悲しみだけで 勇気を出して言ってみたけどダメだった あたしじゃダメだった――― 夜に消えたい どうかこのまま あたしを紛れさせて 涙が止まらない こんなもの憎くて堪らなくて 夜に溶けたい どうかこのまま “あたしでいること”を忘れさせて 家族に心配かけるから あまり遅くには帰れない 壊れることが結局できないの? あたしには 部屋のベッドで好きなCD聴きながら泣いてた こんなの全然役に立たない 誰かあたしを止めて 電車の信号機の音が楽しげに感じた このまま消えてしまえば楽なのかなぁ? 通り過ぎる電車の風は生暖かくて 気持ち悪いくらいに避けてるように思えた 先輩はあたしが冷たく接したことに ほんとに気付いてなかったのかな・・・? 一晩眠れなかった 泣き疲れてたはずなのに 早朝の少し冷たい空気が・・・優しくて ――もう学校の時間だ 行くべきなのかな? あたしが祝福しても嬉しいはずなんか・・・ その時鳴った電話に母が出た ――先輩から電話が来てる!? 朝からドタバタ 慌てて出た 「今日卒業式だから絶対来いよ? じゃあ、また後でな。」 もういいやって思えたんだ あたしは十分頑張ったから 今日先輩の前では元気に振舞おう 祝福しよう、、、 ずっと憧れた先輩は今日で卒業しちゃうけど もう逢えないわけじゃないって何度も・・・ 何度も言い聞かせて 身体の底から奮い立たせて一生懸命ごまかすんだ 心の奥では どれだけ泣いてても 笑え! あたし! 卒業証書渡されて去っていく背中見つめながら 人一倍強く拍手を贈って 泣くな! あたし! 校門前のアーチをくぐり 離れていく先輩に 大きく手を振って叫ぶんだ ありがとう! 先輩・・・。 ------------------------------------------------------- 多分、4月か5月頃に途中まで描いたやつを、今回描きあげてみました。 当初のタイトルは「駆けぬける」でした。 なんか色々あとから凄いことになって駆けることの存在感が薄くなったので、 タイトル変えました。 久々に細かい設定ができた詩なんじゃないでしょうか。 しかし、『初恋』にしてはハードにし過ぎましたかね・・・? |
かさなる『て』と『て』 |
| 愛してる 君を 君だけを・・・ 愛してる だからずっと傍に・・・ いつもとなりでバカしあってた 君はいま家でどうしてる? ずっとこれからも君だけを 愛しつづけるよ・・・ 寂しくなって 抱きしめたくなって 一人虚しい夜は・・・ きもちあふれて 言葉にできないくらい 逢いたいよ 夜空の星々ほどの人々のなかで 二人だけの空間はいつのまにかできていたよ 愛してる 君を 君だけを 出逢えたことに感謝してる 愛してる だからずっと傍にいて はなれたりしないで 僕の傍にいて――― 夜空の星々ほどの人々のなかで 二人だけの空間はいつのまにかできていたよ かさねた『て』と『て』 ゆるぎなく そうさ ここから僕らは始まったんだ 僕らが出逢った日・・・ 僕と、君と、僕らを逢わせてくれた友達と3人で、 車内で取りとめもない馴れない会話をし、 そのままカラオケボックスへ。 順繰りに歌うなかで少しずつ君と打ち解け、 あの日始めて僕らは身体に触れた。 『て』をかさねたんだ・・・。 あとで君はそのことについて「緊張して熱くなった」と言っていたね。 僕は逆にそうじゃなかった。 違和感がなかった・・・空気のような女性だと思ったよ。 帰り際・・・ 君に、メールアドレスを教えてくれないかと頼んだ。 君は快くOKしてくれた。 君がそれを書いたメモは、今も大切に持っているよ。 僕は後部座席のドアを開け、家路を歩いた。 そういえば、僕は前日寝てなかったんだっけ? 通りでフラフラしながら帰ったわけだ。 最悪の出逢いじゃなかったかい? ダサイ出逢い方をした事に、ちょっと後悔してるよ。 多くの文句は言えないけどね。 パソコンの前で・・・ 僕はカラオケの興奮冷め遣らぬまま、寝つけずにいた。 だから寝る前にと、せめて1通でも君にあいさつをしてから寝たかった。 だけど結局寝たのは何時だろう? 朝になってた気がする。 君に恋の相談をしてたんだよね。 そして気付けば君を好きになってた。 翌日逢う約束をしておやすみをして・・・。 このときにはもうお互いの気持ちがバレバレだった(笑) 寂しくなって 抱きしめたくなって 一人虚しい夜は・・・ きもちあふれて 言葉にできないくらい 逢いたいよ そんな夜も出逢ってからを想い出して こころが暖められていくよ 夜空の星々ほどの人々のなかで 二人だけの空間はいつのまにかできていたよ かさねた『て』と『て』 ゆるぎなく そうさ あれから僕らは始まったんだ 出逢ってから3日目・・・ 約束当日、僕らは再び逢い公園でデートした。 公園までの道のりの途中、僕は君の『て』を取りつなごうとしたけど、 君は恥かしくて『て』をはなそうとしたね。 でも僕がこりずにまたつなごうとするから君は『て』を丸めてつなげなくしたね。 でも僕はそのドラえもんの『て』でも良いからつなぎたかった。 だから“掴んだ”んだよ。 初めてキスをしたのはこの日かな? 公園の一番奥の建物の裏で君とベンチに座り、 となりにいるのは恥かしいからと背を向けて座る君と、 となりに座りたいから君を追いかける僕とで、 四角いベンチをまるで時計の針のように動いたんだったね(笑) いつしか座って話をしながら、だんだんそんなムードになってきて、 「私でいいの?」と聞く君に、 「もちろん。」と言ってキスをした。 歩くおっさん計4人くらいに邪魔されながらね(爆) 愛してる 君を 君だけを 出逢えたことに感謝してる 愛してる だからずっと傍にいて はなれたりしないで 僕の傍にいて――― 夜空の星々ほどの人々のなかで 二人だけの空間はいつのまにかできていたよ かさねた『て』と『て』 ゆるぎなく そうさ あれから僕らは始まって 夜空の闇に怯えても 僕がいれば恐くないよね? だから『て』と『て』かさねて そこから生まれる光に向かえばいい――― そうさ 僕らは始まったばかり そうさ 僕らのこれからはずっと続いていくんだ だからはなれずにいてね 二人で『て』をつなぎ 歩いてきた道を どれだけおかしくても 誇れるように――― かさなる『て』と『て』 ゆるぎなく・・・ 明日を君と歩いてわたりたい ------------------------------------------------------- あまーい感じの恋愛詩。 最近増えてる恋愛詩。 良いよ。もう。カモーン(壊) あ、そうそう。『て』と『て』って、繋ぐと『そ』になりますよね? え、違う? |
壁 |
| 逢えない時間だけ すれ違いは増え 君を愛するほど遠く感じる 苛立ち 不安 悲心 そんな壁に挟まれて僕らは此処にいる 互いに触れ合うものは冷たい壁で その場所に出口は無く 小さな格子窓だけが佇み 僕らは決して触れられはしない 此処から出る術さえ見失った 小さな四角い明かりは希望ですか? 涙する僕 無力を知る 本当はすぐそこにいて顔だって見られるのに 必要の無いわがままなプライドが壁を創ったの ベッドで泣き喚く声すらもう届かない 確実に厚みを増す壁は始めは1cmあっただろうか 今では僕の部屋が日に日に狭くなっている 膝を抱えて座る君が泣いている夢を見る がばっと起きて壁に触れた 本当はすぐそこにいて抱き合えるんじゃないかと 思って「ごめんね。」と呟いた 今まで認められなかった自分の非を見つめ直し 素直になれたなら 壁は霧のように晴れ 僕は君を抱きしめた もう悲しい涙は流させないから 今は嬉し涙 もっともっと強く抱きしめてふたり 耳にそっと 「ごめんね」 「いつまで泣いてるの、もう離れはしないのに」 「汗だよ汗、だったら舐めてみろ?」 「どっちにしろしょっぱいじゃんバカ」 「だったら甘い汗を流せるよう努力するよ」 「それなら区別できるね〜ってアホか!」 あははははは・・・・・・ 本日は晴天、僕らは今日も幸せです。 ------------------------------------------------------- 暗いな〜と思いきや、明るい方向へ+悪ふざけ。 最近のお決まりの形だけでは終わらせませんでした。 まぁ今の状況をそのまま切り取ったような詩です。 |
鴉 |
| 鼠色の箱の中 飛び出せない子供たち 水溜りを蹴って飛び跳ねた時代は――― 威勢好く羽撃いたものの 腐った土に立つ枯木が唯一の止まり木さ 此処は異臭のするゴミ集積場 朝から残飯探しの理想と掛け離れた これが未来さ あの時何も考えずに 何を知っていたというのか あの時の私は居場所のない家と広がる夢だけが 崩れ逝く先には何がある? 夢を抱くだけ遠ざかって ただひたすら前に走っていた 追うものは所詮"夢"か幻か 今も心の片隅で諦めきれないけど 現実が痛い これがお前が求めた未来? 雲間から指す光も私を照らすことなく 疲れ果てたその顔は眼が死んでいる 成功の糸口も何もかも初めから無かったのだろう すぐに割れるシャボン玉のようにいつまで探してる? 叶わぬ夢を求めることほど辛く悲しいことはない がむしゃらに胸張って立っていた日は・・・? 崩れ逝く先には何がある? 夢を抱くだけ遠ざかって ただひたすら前に走っていた 負うものは所詮"鉛"か幻か 今も心の片隅で黒ずんでいるけど いつになったらピカピカに光りますか? もう無理なんでしょう? 薄々感づいていました――― 鼠色の雲から今日も光指すことを願っている・・・ 飛び出せない羽撃けない しっかり 汚れた羽じゃ遠くまで飛べない 彷徨ってるその日暮らし ふらり 折れた心じゃ何も成し得ない 傷付いて傷付いて立ち上がれない 辛くて痛くて悲しくて 癒えない傷消えない傷抉られて 馬鹿にされ蔑まれ地に手を着く そうまでしても足掻いて泥塗れでも 飛び立つことは難しくない きっと必ず 汚れた羽見っとも無くても何食わぬ顔で 利口に機会を伺おう 心折れた翼折れたそれが何だ? 骨折は治ります 心も治ります きっと飛び立てます 貴方に足りないものは何一つない 貴方が足りないと思っているものは得られない どれだけ真似事しても同じものにはならない だったらオリジナリティ磨いてみませんか? 太陽が異様に眩しくて私の黒い身体には不釣合いだけど・・・ ------------------------------------------------------- いまいち方向性が定まっていない、 ある意味においては欲張りな試みをした詩。 最近何だかバッドエンドで終わらせたくないみたいです。 でも言葉を見ていると薄っぺらいですね。 どうにかならないものか・・・ああイメージ力に欠ける・・・。 |