-SIN- |
| この手広げ 目を閉じて 微かに息づく自分を 確かめることができるだろう 人工物に塗れたこの世界はほんの一部にすぎない 忙しない時間に縛られて自分を見失ったなら そっと・・・ この手広げ 目を閉じて 己の成す事 成し得なければ成らぬ事 次第に見えてくる筈 終わらせる事は簡単だけれど限界を創ってしまうだけ それなら恥の上塗りだけは避けたいよね 大切なのは・・・ “信じ抜く強い心” この手広げ 目を閉じて 微かに息づく自分を 確かめることができるだろう 解れかけた想いが繕われていく――― この手広げ・・・ 小さな自分でも誇れるように・・・ この手広げ 目を閉じて 小さな自分でも誇れるように 無理なく精一杯の事をしよう この手広げ 胸を張り深く息を吸えば 辛い事 悲しい事 僅かでも吐き出せるなら 俺はまだきっと頑張れる 己の小さきを知る 他にもっと悩むべき事 掃いて捨てるほどあるだろう? だから何も 構えていなくて良い 背を向けられるくらいの余裕があれば 護るべきものを失わずに済むから この胸の熱い想いを教わった 今は手をやり静かに待とう その時を――――! ------------------------------------------------------- 出来得る限りの手は尽くしたいと思う所存です。 それで駄目ならば・・・自分は死んだも同然なのでしょうね。 恐らくは―――。 |
holy night. for you love |
| 街並みは平年通り 雪はほとんど降らないけど 買い物に足を運べばそれぞれの家には光の賑わい あと数日でクリスマスだね 君の家に飾る星はない だけど僕はそれでもいいさ 僕が照らしてみせるから もう少し待っていてね 昨日の涙も今日の苦労もすべて君が洗い流してくれる どれだけ疲れても君と逢えば癒されるんだ自然と 深い闇に光のつぶて 透き通る空気に白い息 この街は何もないけど格別嫌なわけでもない 粉雪が景色変えるよ 君がいる街 君と過ごしたこの街 君がいるだけで良いんだ 本気で思うよ 僕はしあわせだよ 泣いちゃうくらいにね ふたりで凍てつく星を見上げ聖なる夜に祈る 涙凍らせて 君に見えないように・・・かっこわるいから 君をこの腕で壊したい ふたりの夜に・・・ いつまでも末永くこんな風に手をつないでいたい みじかい時間だけどシンデレラ このプレゼント受けとってくれるよね? いとしこの夜・・・ シンデレラ もう帰る時間だね 君は慌てていなくなっても このくつのサイズに合う君へ 何度でも届けに伺うよ・・・ ------------------------------------------------------- いよいよ今日。日が昇り、二人が逢う。 一夜限りの聖なる夜を迎えるために――― |
電話 |
| 他に何を言ったかは覚えていない ただ、謝らなければ後悔すると思った。 だからこう言ったのだけは覚えている 「ごめんね」と――― ------------------------------------------------------- ごめんね。 |
羊 |
| 朝早い日ほど寝られないのはなぜか 誰も知らなくていい でもこのワダカマリを何とかかたちにしたくて此処に書き記す いらいらしても我慢しなくてはならない 発散する日はいつになることやら もしかしたら寝れば忘れているかもしれないが いまそんな希望は持てない 脳は疲れた眠いと言っている だが目は冴えている 誰か答えてくれ 俺はあと何時間で眠りに就ける? 教えてくれ 煙草の本数が増えるのはお前のせいなのか? |
自己葬失 |
| こんなに気分の悪い夜は誰か一人でも殺してしまおうか 目についたやつは誰でもいい 殺せ 当り散らして楽になれるんだったら何だってするさ そこに後先の考えなんて浮かばない 今死にそうなんだ 生きるためなら手段は選ばないだろ? それが世の中の 頭の激痛がとれない 眩暈と嘔吐に誘われた凶器 (バットを持て) ちらついた視界無音のまま 割れて散らばり誘われた狂気 (俺の頭を砕け) モノクロ色に溶けだした色を持たない世界に絶望した すべて色褪せて無くなれ 救えない心が蝕む このまま日の昇らない白昼夢のなかで酔い痴れながら 頭から噴き出したものが何かも分からずに死ねばいい 頭の激痛がとれない 眩暈と嘔吐に誘われた凶器 (バットを持て) ちらついた視界無音のまま 割れて散らばり誘われた狂気 (俺の頭を砕け) この腐りきった頭をどうにかしてください 殴っても殴っても治らないんです 治してくれるのなら何だってしますから 早くどうにかしないと大切なものを失ってしまう それを失ってしまったら今の俺には何も残りません さあ早く! モノクロ色に溶けだした色を持たない世界に絶望した すべて色褪せて無くなれ 救えない心が蝕む このまま日の昇らない白昼夢のなかで酔い痴れながら 頭から噴き出したものが何かも分からずに死ねばいい 自分より大切なものを失った俺にはもう生きる意味がない自分を大切にできなかった罰なんですか自分より大切なものを失った俺は自分の命を込めてまで大切にしたのに自分より大切なものを大切にできなかったから壊した自分より大切なものを大切に思う資格も始めからなかったのだろう自分より大切なものを自分勝手な都合で大切にしていただけなんだろうか自分より大切なものは俺をどう思っていたのだろう自分より大切なものは最後まで俺を大切に思っていただろうか自分より大切なものはこんな俺を許してくれるだろうか自分を大切にできない俺を許してくれるはずがない自分より大切なものよどうか俺をずっと憎んでくれ 涙が流せなくなるほどに荒んでしまった心だ もう治せない 俺は俺という落し物を間違ったところに落としてしまったようだ しかし拾う価値もない俺の命は誰も見向きもしないだろうから 踏み潰して痕跡すら消してくれ 血塗れバットにキスをしてロマンティックに咲かせよう ------------------------------------------------------- 今回の凶器はバットです。 あと出してないのなんだろう?(笑) |