小暑 |
| さらさらとながれて行きつくさきは 途方もないひらけたせかい 学校がえりの川で大好きなきみとあそぶ むじゃきな声とせせらぐ音・・・ 想いでにひたる ゆうがたのひぐらし せつない泣き声 静寂を掻きむしる 紅きそらと―――― かなしみがねむる 心地よくそれが襲う この町には多すぎる・・・ 想いでにひたる ゆうがたのはだ寒い とどかない手と手 紺碧を掻きわける あの場所へ 今は遊泳禁止のその場所で おさないきみと毎日のように・・・ 『あんな事が起きなければ、今もこうしてきみと―――』 とどかない手と手は ほそい枝を差しだしても とどかないとどかないながされて きみはもがきくるしみ嗚咽に耐えている はしってはしって見えなくなってもはしって 知っていたはずなのに楽しくてたまらなくて 足のつかない深みまで連れだした あのゆうがたのそらの下・・・ それから毎年 きみのもとへ お盆には顔をだし 随分自分を責めたよ しかたないと心のどこかで分かっていても あれから僕は転校したけど 毎日きみをわすれない もう自分を苦しめるのはやめようとおもう 来年にはまた水をやりにここへもどるよ その時まで・・・ もう行くね また ------------------------------------------------------- 悲しいのに落ちつくような、そんな詩を目指しました。 実際皆さんの目にはどう映るのかは分かりませんが・・・。 |
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